行政訴訟判決

行政訴訟判決

  • ◆S54.11.22 大阪高裁 昭和54(行ケ)2 選挙無効請求事件(1)

 

◆S54.11.22 大阪高裁 昭和54(行ケ)2 選挙無効請求事件○ 主文
一 原告の請求を棄却する。
二 訴訟費用は原告の負担とする。
○ 事実
第一 当事者の申立
一 原告
昭和五四年四月八日に執行された大阪府議会議員選挙の大阪市平野区選挙区における一般選挙は、無効である。
二 被告
主文同旨。
第二 原告の請求原因
一 原告は、昭和五四年四月八日に執行された大阪府議会議員選挙において、大阪市<地名略>選挙区における選挙人であり、かつ同区で同選挙に立候補した者である。右選挙における開票の結果、被告委員会は原告の有効得票を五一六票であると

決定した。
二 原告は、同年四月一九日、被告委員会に対し右選挙が無効であるとして異議の申立てをしたが、被告委員会は同年五月一一日付で右異議の申立てを棄却する旨の決定をし、右決定は同月一九日原告に送達された。
三 しかし、本件選挙は次の事由により無効である。
(1) 本件選挙における選挙人名簿には、被登録資格の住所要件につき、昭和五四年一月七日までに他府県から転入した者も被登録資格があるのにかかわらず、昭和五三年一二月一三日以降の他府県からの転入者には被登録資格がないとして、これを登録していない違法がある。また、大阪市

内の他区(前住所地)からの転入者についても、昭和五三年一二月一二日以前から住民基本台帳に記録されていた者で、昭和五四年三月一二日までに右平野区に転入の届出をした者が投票できることとしたのは、住民基本台帳法八条に違反する。
(2) 本件選挙における選挙権者は、選挙期日たる昭和五四年四月八日に満二〇年に達していることを要し、従つて、昭和三四年四月八日までに生れた者が選挙権者であるのにかかわらず、昭和三四年四月九日までに生れた者を選挙権者として執行した本件選挙は違法である。なお、本件選挙区における昭和三四年四月九日生れの者は九名である





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